小陰唇縮小の他院修正手術
小陰唇縮小手術を行ったものの、大きさが変わっていない、切断端がギザギザになっている、傷が目立つなどの失敗の為に他院修正治療を希望される方がいらっしゃいます。多くの場合で小陰唇縮小の修正手術は可能ですが、再手術は初回手術に比べ難易度が高くなるために、小陰唇縮小手術に精通した名医にお願いする必要があります。
切断端がギザギザになっている
小陰唇手術後小陰唇が八つ手の葉のようにギザギザになったと御相談いただくことがあります。これは縫合方法によるトラブルです。再度切開して縫合方法を変えて縫う必要があります。小陰唇は元々シワが多い襞であるために全くつるつるの状態にすることはできませんのでご理解ください。
小陰唇の大きさが変わっていない
小陰唇切除量が少ないために起こるトラブルです。再切除により小陰唇のサイズを小さくすることが可能です。ただし小陰唇は膣や尿道のふたの役割を担っているために際限なく小さくできるというわけではありません。
色が黒々している
小陰唇の色素沈着部位を完全に取り切れていないために起こるトラブルです。色素沈着部位を含め小陰唇縮小の再手術が必要になります。
小陰唇が小さくなりすぎた
小陰唇の切除量が多すぎる場合に起こるトラブルです。小陰唇を形成する手術が必要になります。難易度が非常に高い手術になります。
小陰唇縮小
術前
術後41日目
29歳、未婚女性。小陰唇縮小失敗、他院修正手術
首都圏の美容外科で小陰唇縮小を行った症例です。手術後も小陰唇は大きく、大陰唇からはみ出し、断端がギザギザで縫い目が目立つということから他院修正手術を希望されていました。再手術を行い、小陰唇のサイズを小さくしました。ギザギザになっていた断端を滑らかになるよう縫合しました。小陰唇縮小手術の経験数は、医師により異なります。多数の手術を経験している美容外科医もいる反面、ほとんど手術経験のない美容外科医もいるようです。経験のない医師に手術をお願いすると、断端がギザギザになったり、小陰唇切除が適当でなかったりするトラブルが起こることがあります。失敗を避けるためにも小陰唇縮小手術は経験豊富な名医にお願いする必要があります。